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●作・演出
石井信之/nobuyuki ishii
主な作品 |
| 舞台 |
「三人称・単数・現在」 |
| テレビ |
「ゴリラ・警視庁捜査第8班」(ANB)
「世にも奇妙な物語」(CX)
「遠山金志郎美容室」(NTV)
「駿馬の丘〜北海道・日高〜」(NHK)
「新・天までとどけ」(TBS) |
| 映画 |
「処女のキスマーク」(北沢幸雄監督) |
| ラジオ |
「ミステリーゾーン」(TBS)
「終わらない唄」(NHK) |
葬儀と言えば、心配なのは自分の葬式だ。いずれ私がこの世を去り、葬式が行われたとする。弔問に訪れた今回の役者たちは、帰り道に話すことだろう。「みんなが喪服姿なんてさ、あの芝居以来だよね」「そうか」「おまえ、何て役名だっけ、あのとき」「えーと、忘れた」 そんなことを言いながら、お茶と日本酒の入った紙袋をぶら下げて、十人の男優女優たちは家路に着く。そして陳腐だから誰も口にはしないけど、十人が十人とも、絶対心の中で思うのだ。「しかしまあ、葬式の芝居書いた奴が葬式出しちゃったよ」 自分が死んで、そんな感想だけっていうのはどうよ。つーか、あいつら、私が今死んだって葬式に来るかどうか怪しいんだけど。 |